仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

洗っても綺麗にならない吸い飲み器の洗い方やおすすめ吸い飲み器とは?

上体を起こして飲むことが難しくなると、寝たまま飲むことのできる吸い飲み器が重宝されます。とても便利な吸い飲み器ですが、洗うのが難しかったり、飲ませ方を間違うとむせてしまう原因にもなります。

今回は、吸い飲み器の正しい使い方と、洗い方をご説明したいと思います。

吸い飲み器は、ブラシを使って洗っても、細口の部分が洗えない!という悩みが多いです。食洗機が家にあるならば、食洗機対応の吸い飲み器が、衛生的に長く使えるのでオススメです。

食洗機対応・電子レンジ対応など、おすすめの吸い飲み器についてご紹介します。ぜひ参考にされてみてください。

1. 吸い飲みとは?

吸い飲みとは、起き上がることのできない寝たきりの状態でも、水分を飲むことができる容器のことを吸い飲みといいます。別名feeding cupや吸口とも言われています。

2. 吸い飲みの使い方

吸い飲みの飲ませ方

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藤沢市ホームページ

吸い飲みでは、声をかけながら、ゆっくり飲んでもらう必要があります。吸い飲み器によって、1滴ずつ出るタイプから少しずつ出るタイプなど、調節できるものもあります。

1滴ずつゆっくりでるタイプであれば、トロミを使わなくても時間はかかりますが、水分をとることができます。

吸い飲みの洗い方

吸い飲み器は、細口の部分には、細いブラシを入れながら洗浄をします。また、水を貯める容器部分は、スポンジや大きめのブラシで汚れを掻き出します。

吸い飲み器の多くは、ブラシのセットで売っているものも多いですが、細口用のブラシのみで本体を洗うものはついていないことも多いです。細かい部分は、スポンジよりも専用の柔らかめのブラシで洗うことで、汚れをさらに落としやすくしてくれます。
また、吸い飲み器によっては、食洗機使えることもあります。

3.食洗機が使える吸い飲み器とは?

出る量も調節できる飲み物用の吸い飲み器

食洗機も電子レンジにも対応している耐熱タイプになります。とろみを付けずに水分がとれるように、1滴ずつ出るように、もしくは、少しずつ出るようにするなど、出る量を調節をすることができます。

飲む量の調節ができるのは、寝たきりで吸い飲みするには、とても便利です。

小さじ一杯量ずつ出せるお粥用吸い飲み器

ノズルのゴム部分に小さじ一杯分のお粥やミキサー食が入るようになっています。そのため、上にあるピストンを1回押すと、小さじ1杯分の量、3回だと、大さじ1杯の量を出すことができます。

使い方は、ピストンを押しながらノズルのゴムを絞るようにすると出てきます。そのため、倒れてもこぼれたりはしません。

食洗機も対応していますが、中にある青いプラスチックの丸い部分などは、壊れやすいので手洗いがお勧めです。

4. 取っ手がついていて飲ませやすい吸い飲み器

ガラス製では無いので、安全に使うことのできる吸い飲み器です。とても安価で、お財布にも優しいのがありがたい商品。

取っ手がついているので、飲ませやすく、ボトルの口が大きいので、他の吸い飲み器よりも洗いやすい構造になっています。専用のブラシが付いているのも、口コミ評価の高いポイントです。

介護用ストローコップについて、さらに詳しく知りたい方は、こちらを参考にされてください。

5. 嚥下困難な方でも使える水分補給剤

アイソトニックゼリーは、 99%水分でできているクラッシュタイプのゼリーになります。柔らかいボトルを手で軽く押すだけで、簡単に水分ゼリーが出てくるので、手軽に水分補給をすることができます。

また、アイソトニックゼリーの最もおすすめなポイントは、美味しくて飲みやすいことです。薄いポカリスエットのような味で、ほんのり甘く、毎日でも飽きずに使えます。

100mlボトルなので、手軽にお散歩や病院などの外出時にも持ち歩けます。

アイソトニックゼリーについての詳しい記事は、こちらを参考にされてください。

まとめ

吸い飲み器は、昔ながらの細口でガラス製のものは、高くて洗いにくく使い勝手が悪いです。現在では、飲む側の飲みやすさだけでなく、使う側の洗いやすさまで考えられているので、とても便利になっています。

使い勝手の良い吸い飲み器を選ぶことで、より衛生的に安心して使うことができます。