仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

姿勢を変えずに寝たままできる介護・看護に使える洗髪介助のやり方は?

寝たきりで姿勢が変えられない方でも、夏の暑い日や湿気の強い梅雨などは、自宅でも洗髪ができるとリフレッシュにつながります。

しかし、洗髪介助は、寝具や服が濡れてしまったり、うまく洗い流しきれないなどコツも必要となります。

今回は、姿勢を変えずに寝たままできる介護・看護の洗髪介助方法をご紹介したいと思います。

1. 洗髪の効果とは?

洗髪をすることで、髪や地肌の汚れや余分な皮脂を取り除くだけでなく、頭皮のマッサージ効果もあります。

また、不快な体臭を取り除き、リフレッシュにもつながります。

2. 洗髪介助で気をつけることとは?

・呼吸や体勢が苦しくない様に注意する

・お湯の温度が適温になるようにする

・洗髪後は、すぐにタオルなどで拭き取れる様に準備しておく

・目や耳に水が入らない様に注意する

・先にクシでブラッシングすることで、シャンプーしやすくなる

・髪の毛よりも、地肌をマッサージするように洗う

・シャンプーは、地肌に残らないように、よく流す

3. 洗髪介助方法とは?

洗髪介助は、まずブラッシングして、シャンプーしやすい状態にしておきます。洗髪介助のやり方を順序立ててお伝えしたいと思います。

洗髪介助方法 ステップ1

布団やベッドに寝ている状態で、膝を軽く立てて、間に枕やクッションを入れて楽な姿勢を作ってもらいます。

洗髪介助方法 ステップ2

周りが濡れない様に、肩から頭の下には、ビニールシートなどを引いておきましょう。頭から首にかけて傾斜になる様にタオルやおむつを丸めたものを置きましょう。
寝たままサッパリさんなどのグッズがあると便利です。


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洗髪介助方法 ステップ3

耳の中に耳栓や耳綿をいれ、襟元を苦しくない様にあけてあげましょう。
頭皮をしっかり濡らして、爪を立てないように地肌をマッサージしながらシャンプーします。

洗髪介助方法 ステップ4

洗髪後は、泡をタオルで拭き取ってからお湯ですすぎ落とします。
最後に用意しておいたタオルでしっかりタオルドライをして、ドライヤーで乾かします。

4. オカモト 寝たままサッパリさん


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首枕がついているので、手で頭部を支えなくても簡単に洗髪することができます。また、洋服や体が濡れない様に、前エプロンも付属しているので、とても便利です。

クチコミでは、ホースの長さが短いために、ほかのホースを買い足したという意見もあります。しかし、洗髪には大きさも丁度良く、持ち運びも便利なので使いやすいと評価も高い製品です。

5. オムツで洗髪をする方法

セントヒル病院からは、紙おむつを洗髪介助に使うやり方も紹介されています。タオルでうまくできない方や、寝具やお召し物が濡れてしまう場合には、是非参考にされてみてください!

まとめ

自宅の洗髪は、コツを掴むまでは大変かもしれませんが、本人のリフレッシュにはとても効果的です。今回の記事が少しでも参考になればと思います。