仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

高齢者の水分補給は難しい!おすすめ補水アイテムで快適脱水予防を

高齢者の水分摂取は、とても難しい問題です。自ら積極的に飲んでくれる方はいいのですが、高齢者になると、のどの渇きを感じにくくなり、水を自分から飲みたがらなくなる傾向にあります。
脱水になることにより、身体の水分バランスが崩れて、脳梗塞心筋梗塞の原因にもつながるので注意が必要です。

また、水分を摂ることでトイレが近くなるのを嫌がってしまうトイレの問題もあります。
今回は、高齢者の方の水分補給の難しさや、切っても切り離せないトイレ問題・水分補給方法を説明したいと思います。

1. 高齢者に必要な1日の水分量

健康な高齢者に必要な 1日の水分量は、約1~1.5リットルになります。とても飲めないと思われがちですが、これは、身体の水分バランスを保つのにも最低限必要といえます。

水分は、飲み物だけでなく、野菜やスープ、フルーツなどの食事からも摂取することができます。

特に、夏場や、入浴前などは、脱水になりやすいので、しっかり声掛けをしてあげることが必要です。

2. 水分不足の怖さは脱水だけではない!

身体の中の水分が不足してしまうと、血液の中の水分も減ってしまいます。そのため、血液の濃度が濃くなってしまい、血栓という塊を作りやすくなってしまいます。

血栓ができると、心臓や脳の血管を塞いでしまい、脳梗塞心筋梗塞につながることもあります。
脳梗塞心筋梗塞は、命の危険や後遺症で苦しむ可能性もあるので、とても危険なのです。


3. 高齢者は喉の渇きを感じにくい

身体の水分バランスが崩れそうになると、脳が「のどの渇き」を伝えようとします。
しかし、高齢者になると、のどの渇きを伝えるはずの脳の働きが鈍くなり、水分を摂るタイミングが遅れてしまうのです。

また、水分を摂ることで、トイレが近くなるのを嫌がる方もいます。特に、トイレの介助を必要とする方には、その傾向が多くなります。

4. 水分摂取とトイレの関係

水分摂取とトイレの関係は、最も重要といってもいい問題です。
若いうちは、トイレにいきたくなっても、我慢もできるし、スムーズにトイレを済ませることができるので、理解しにくいかもしれません。

しかし、高齢になるにつれて、尿を貯める膀胱の筋肉も弱くなります。尿意を感じたときには、トイレを探している時間がなかったり、洋服を脱ぐときに失敗してしまったりもよくあります。
まずは、周りの人が、そのストレスを理解してあげるようにしましょう。

また、お出かけの際は、周囲がトイレの場所を把握しておくことも大切です。トイレの失敗は回数を重ねるごとに、不安とストレスにつながりやすいので、リハビリパンツなども視野に入れて、安心できる環境つくりも必要かもしれません。

特に、トイレの介助を受ける必要のある方は、水分を摂りたがらないことも多いです。
介護している方やご家族はとても大変ですが、トイレの介助を受ける本人が不安な気持ちや、トイレにいく面倒さなど、つらい気持ちを抱いています。

まずは、水分の大切さを理解してもらい、積極的にトイレに行けるように、声掛けをして、トイレへの抵抗を減らしてあげられるといいでしょう。

✳︎ ︎在宅介護で行う排泄介助で気をつけることとは

5. 高齢者の水分補給方法

高齢者の水分補給は、のどの渇きを感じにくいため、自発的にはなかなか難しいです。声掛けをしないと、全然飲まない人もよくいらっしゃいます。
脱水を予防するためにもどんな心がけをすればよいのでしょうか。

水分の大切さを理解してもらう

水分をとらないと、脱水や脳梗塞心筋梗塞の原因になるなど、とても危険なことを理解してもらいましょう。そのためにも、具体的にペットボトル2本分など、1日1リットル以上は、水分を摂る必要があることも伝えてください。

目標を決めよう

午前中に500mlのペットボトルを1本飲もうなど、目標を決めるとわかりやすいです。
しかし、ペットボトルは飲みにくく、コップを使うかたも多いです。その際は、できるだけ湯呑は避けて、マグカップやガラスのコップを使いましょう。

なぜなら、湯呑では70~100ccぐらいしか入れることができません。マグカップやコップであれば、200~250cc入れることができます。
午前中に、湯呑を7~8杯飲みましょうというのは、現実的にも難しくなります。

出かける前・入浴前は特に注意

出かける前や、入浴前は、脱水の可能性が高くなります。できればコップ1杯の水分を摂ってから、行動するように、習慣づけが必要です。

水分を摂りたがらない背景を理解する

水分を摂りたがらない方には、トイレ問題や認知症・のどの渇きが感じられない・むくむなど様々な問題があります。本人の話を聞き、水分を摂りたくない理由がある場合には、理解してあげましょう。

6. おすすめ補水アイテム

アイソトニックゼリー

嚥下困難な方にも飲めるクラッシュタイプのゼリー飲料になります。持ち運びも便利で、100gと150gの2種類のタイプがあります。

味は、マスカットタイプとノーマルタイプがあり、アクエリアスを薄めたような飲みやすい味です。特に夏場は、冷蔵庫に入れて冷やすと、より一層飲みやすいです。ノンカロリーなので、体重が増える心配もなく、99%が水分でできています。
開けるのも力が要らないので、力のない高齢者でも、簡単に開栓することができます。


ニュートリー アイソトニックゼリー 100ml 30本入/箱 水分補給用ゼリー 嚥下補助食品


OS1ゼリー・補水液

脱水予防を目的とした補水液になります。味は、ポカリスエットから甘みを抜いて、濃縮されたような塩気が特徴です。

特に脱水しやすい夏場や、発熱や嘔吐で体調を崩しているときには最適です。
嚥下困難な方には、ゼリータイプもあります。

OS-1は、すみやかに身体に吸収されるように、電解質の濃度が調整されています。そのため、水で薄めたりはせずに、そのまま飲むことが1番効果的です。


大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 280mlx24本

これら以外でも、スープやフルーツ・野菜などからも、水分を摂ることができます。

まとめ

水分摂取は、必要性を理解してもらい、水分を摂れる環境つくりをする必要があります。
また、トイレ問題など、水分を摂りたがらない理由が隠されている場合もありますので、理由を理解してあげることも大切です。