30代なのに物忘れが激しい・最近物忘れがひどいという心配を抱える方も多いのではないでしょうか。もしかして、若年性認知症なんじゃないか?なんて、考えてしまいますよね。
今回は、最近物忘れが激しい・ひどくなったと感じる方に向けて、物忘れの起こる病気や栄養問題について薬剤師が解説したいと思います。
1. 物忘れの種類とは?
物忘れの種類には、以下の3種類があります。
加齢によるもの
加齢によって、脳の働きが衰えてしまい、物忘れにつながってしまいます。また、女性では、更年期が原因で、軽い物忘れが起こることもあります。
加齢によるものは、日常生活に支障が出るほどのことはなく、本人が気にしてしまうことが多いです。
軽度認知障害によるもの
軽度認知障害とは、認知症と通常の状態の間の時期などに起こります。日常生活には支障のない程度の物忘れになるため、周囲や本人は、気づかないことも多いです。
軽度認知障害で起こりやすい症状は、脳の機能低下により、周囲に気を使わなくなり、外出したがらなくなったり、服装や見た目を気にしなくなってしまったりします。また、ご飯を食べたことなどは覚えていても、何を食べたのかどこで食べたのかなど、より深い内容を忘れがちになります。
病気が原因のもの
物忘れが起こる病気としては、様々なものがあります。代表的な病気は、以下の通りです。
・若年性健忘症
・認知症
・脳の病気
・慢性硬膜下血腫
・甲状腺の病気
・うつ病
・栄養不足など
病気によるものであれば、物忘れ以外の症状も併発することも多いです。例えば、脳腫瘍なら、激しい頭痛・吐き気・異常な眠気なども出やすくなります。また、慢性硬膜下血腫だと、転んで頭をぶつけたなどの外傷が原因となりやすくなります。
2. その物忘れは、スマホによるものかも?!
最近では、スマホの使い過ぎが原因で、【スマホ脳過労】と呼ばれています。スマホは、光や内容など様々な情報が一度に脳に入ります。そのため、脳が疲れて脳過労を起こしてしまうことがあります。
脳過労を起こすと、新しいことに対する物覚えが悪くなってしまいます。これは、脳が疲れていて、新しい情報を取り入れにくくなっているからです。
では、スマホ脳過労の予防としては、どんなことをすれば良いのでしょうか。
スマホの使い過ぎを防ぐ
スマホは、ネットサーフィンなどでダラダラ使うのではなく、目的を持って使うようにしましょう。また、長時間使う場合には、休憩時間を設けるのも大切です。
マルチタスクを避ける
マルチタスクとは、テレビを見ながらスマホを使うなど、複数の情報を脳で処理することです。例えば、家のことをしながらスマホを使っていると、両方の情報処理を一度に行うため、脳は疲れやすくなります。
マルチタスクは、脳が最も疲れやすい状態が続いていると言えます。
脳によいブレインフードをとる
脳の血流を改善したり、脳の細胞に使われやすい栄養素をブレインフードと呼びます。
適量の水分をとりながら、ブレインフードをとることで、脳への栄養をうながすことができます。ブレインフードについて詳しい記事は、こちらです。
質の高い睡眠をとる
寝る前にスマホを使うのは、睡眠の質を下げてしまいます。スマホはなるべくベッドサイドまで持ち込まないのがベストです。
質の高い睡眠を摂るために、朝起きたら、カーテンを開けて日光を浴びて、日中もなるべく外へ出て陽の光を浴びましょう。また、夜はなるべくゆったりと過ごして、寝る前のテレビやスマホ操作は、避けるほうが良いです。
3. ホスファチジルセリンが脳の栄養になる
大豆などに含まれるホスファチジルセリンは、脳の栄養素とも言われています。
元々脳細胞にある脳細胞膜のリン脂質のうち、約18%がホスファチジルセリンでできていることがわかっています。
そのため、ホスファチジルセリンが脳の助け舟になるのではないかと現在でも様々な研究がされています。
米国FDAでは、ホスファチジルセリンが、高齢者の認知症のリスクを低減したり、認知機能障害を減らす可能性があると示唆しています。
【認知症予防研究所より】
しかし、1日に推奨されている摂取量は、ホスファチジルセリン100mgと言われており、大豆換算すると3.5kgもとらなければいけません。そのため、【サポートメモリープレミアム】
などのサプリメントなどで補うことで、より手軽に1日量をとることができるのでおすすめです。
最近うっかりが多い・物忘れが心配という方は、加齢に伴い減ってしまうホスファチジルセリンのサプリメントをおすすめします。
まとめ
物忘れが起こると、家族に迷惑をかけてしまわないか心配になりますよね.
脳に優しい睡眠・栄養をとることでも、働き過ぎている脳を休めることができます。ぜひ、今の生活を見直すきっかけになれたらと思います。