仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

ロコモティブシンドロームの原因とは?予防や治療はあるの?

制限なく自立した生活を送ることができる健康寿命が、最近では見直されてきています。健康寿命を延ばすことで、介護を受けずに生活を送ることができます。

健康寿命とも深く関わる症状として、ロコモティブシンドロームという言葉が浸透されてきています。
ロコモティブシンドロームとは、加齢やさまざまな原因により、歩く・立ち上がるなどの日常生活能力が低下していく状態になります。

今回は、ロコモティブシンドロームの原因と予防、治療についてお伝えしていきたいと思います。

1. ロコモティブシンドロームとは?

加齢や生活習慣の悪化により、立つ・座る・歩くなどの活動能力が低下した状態を、ロコモティブシンドロームといいます。

ロコモティブシンドロームとは、病気の名前ではありません。しかし、筋肉の能力低下や脊椎・関節の病気により起こるものと言われています。

2. ロコモティブシンドロームの原因とは?

ロコモティブシンドロームの原因は、大きく分けて2つあります。ひとつ目は、加齢に伴う筋力の低下になります。もうひとつの原因は、関節や脊椎などの病気が引き金といわれています。

加齢に伴う筋力の低下

現代社会は、エスカレーターや車の利用などにより、慢性的な運動不足になっています。そのため、年齢を重ねるにつれて、筋力の低下やバランス能力の低下を起こす方も多くいらっしゃいます。

運動機能の低下に伴い、関節痛や歩くのが億劫になっていき、更なるロコモティブシンドロームにつながってしまうのです。

病気が引き金となる運動機能の低下

高齢に起こりやすい変形性関節症や、関節リウマチ、脊柱管狭窄症などの関節の病気が原因になりやすいことがわかっています。
他にも、転倒すると容易に骨折へつながる骨粗鬆症も、ロコモティブシンドロームの原因になりやすくなります。

病気による運動機能の低下は、痛みを伴うことが多く、関節の機能障害もでてきてしまいます。

3. ロコモティブシンドロームには、生活習慣も関わっている

ロコモティブシンドロームには、栄養不足や偏り、肥満や痩せ過ぎなども深く関わっていると言われています。

特に、ロコモティブシンドロームの危険性がある人が、肥満や栄養不足に陥ってしまった場合には、双方が悪化しやすくなると危険視されています。

また、肥満により関節に大きな負担をかけてしまったり、痩せ過ぎにより筋力の低下を招くことも、運動機能の低下につながりやすくなります。

4. ロコモティブシンドロームの予防や治療は?

まずロコモティブシンドロームの心配がある場合には、整形外科にいき、チャレンジテストを受けてみましょう。病院では、ロコモティブシンドロームの度合いに合わせて、1〜3段階で診断をしてくれます。

ロコモオンラインからは、地域を限定して、ロコモ専門医を探すこともできます。

ロコモティブシンドロームの予防や治療としては、早めのリハビリやトレーニングが必要です。また、原因疾患の治療も、ロコモティブシンドロームの改善につながります。
また、併発するしびれや神経痛には、痛み止めやビタミン剤などの薬剤も使うことができます。

まとめ

長寿大国の日本では、健康寿命ロコモティブシンドロームなどを見直すことで、少しでも長く自立した生活が送れる可能性があるといえます。
ロコモティブシンドロームの原因や症状を理解し、不安があれば早めのリハビリやトレーニングを受けることをお勧めします。