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これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

高齢者の訪問型見守りサービスはどこがおすすめ?メリット・デメリット徹底比較

高齢者の見守りサービスには、【訪問型】や【緊急時の駆けつけ型】【電話型】などさまざまな形態があります。一方で、電話型は機械音声によるもののため味気ないと感じる方もいます。

訪問型の見守りサービスは、スタッフが直接自宅へ訪問して話し相手になってくれるので、人の温かみを感じることができます。

今回は、訪問型見守りサービスとはどんなサービスか解説したいと思います。また、おすすめ訪問型見守りサービスのメリットやデメリットについても解説しますので、ぜひ参考にされてみてください。

1. 訪問型見守りサービスとは

訪問型見守りサービスとは、月に1回定期的にスタッフが自宅を訪問して、本人の生活状態などを確認するサービスになります。

実家に月に1回見守りに帰っている方も多いと思いますが、離れていたり、多忙のために定期的に実家へ行けないという方にはおすすめです。

訪問内容は、記録をとってメールなどで家族へフィードバックされる流れになります。

2. 訪問型見守りサービスのメリット

直接スタッフに会って、話ができるということが1番のメリットになります。
人と会って話す時間を作ることで、人の温かみを直接感じることができるので、本人の安心感につながります。定期的に話を聞くことで、一人暮らしで他の人と接点がない方よりも、訪問詐欺などにも遭いにくくなるといわれています。

3. 訪問型見守りサービスのデメリット

月に1回など、かなり見守り頻度は少なくなるので、緊急事態に気づきにくいのがデメリットです。まだかなり自立した生活を送ることができている方や、他の見守りサービスと組み合わせて使うなら安価でおすすめです。

4. 郵便局の見守りサービス

郵便局の見守りサービスは、郵便局の社員が月に1回30分程度、自宅に訪問してくれるサービスです。本人の心身状態や健康状態などを話しながら、生活状況をヒアリングします。

ヒアリング内容は、最大10項目まで決めることができます。
体調の状態・食事の規則性・心配事の有無など固定の7項目に加えて、知り合いとの交流の頻度・不審な業者との接触の有無・持病の状態などから、家族が追加3項目まで選ぶことができます。
訪問内容の報告については、 3人までメールで送ってくれるので、身内で一括共有するにも便利です。

費用相場

費用は、月に1回で2500円になります。

また、郵便局の見守りサービスを受けると、日常生活でケガをして入院したときに、日額3,000円×入院日数(最大30日)の保険金が支払われます。
地震・台風等の自然災害によるケガで入院された場合も、保証対象となります。

メリット

1番のメリットは、郵便局員という訪問される側にとって安心感があることです。また、対象エリアが広く、初期費用が必要ないこともメリットといえます。

オプションサービスも多く、緊急時に本人から警備会社に連絡があった場合に、駆けつけて対応する駆けつけサービスや、見守り電話サービスもあります。
それぞれ追加料金がかかりますが、オプションとして加えることができます。

デメリット

月に1回のみの訪問になるので、必要あれば他の見守りサービスと組み合わせる必要があります。また、オプションサービスの見守り電話は、機械音声なので、高齢者には抵抗がある方も多いです。

5. パソナライフケアの訪問見守りサービス

パソナライフケアの定期訪問見守りサービスは、スタッフが訪問してお話をするだけでなく、必要な水回りの掃除やバランスの取れた料理作りなどの生活サポートもしてくれるサービスになります。

他にも、通院や買い物、窓掃除やレンジフードの特別な掃除まで頼むことができるので、とても便利です。
生活サポートの時間もあるため最低2時間から頼むことができます。

費用相場

費用は、住んでいる地域と利用頻度によって異なります。

・週1回以上頼む場合(1時間あたり)
 関東圏:3,850円 関西圏:3,465円

・隔週頼む場合(1時間あたり)
 関東圏:4,400円 関西圏:3,960円

・月1回頼む場合(1時間あたり)
 関東圏:4,950円 関西圏:4,455円

・スポットで頼む場合(1時間あたり)
 関東圏:5,500円 関西圏:4,950円

メリット

お話相手だけではなく、プロによる生活サポートを受けることができるのがメリットです。普通の家事代行サービスでは、通院やお話相手はしてくれませんが、パソナライフケアには、介護サービス部門があるため、高齢者の方向けのサービスが充実しているのです。

デメリット

デメリットは、対象地域が限られていることです。現在は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府京都府兵庫県(一部地域を除く)のみが対象エリアとなっています。
また、料金が高いこともデメリットといえます。

パソナライフケアサービスのお申し込み

まとめ

高齢者の見守りサービスには、カメラ型や電話型など様々なサービスがあります。
訪問型見守りサービスは、他のサービスと異なり、人の温かみを直に感じることができるので、心を元気にするのにとても有効です。

遠距離介護されている場合には、他のサービスと組み合わせながらも、ぜひ訪問見守りサービスを取りれてみてください。

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