補聴器は、ネットや専門店、デパートなどいろいろなとこで販売されるようになりました。しかし、補聴器は精密機械になるため、値段も高く、しっかり自分に合ったものを選ぶ必要があります。
今回は、補聴器の選び方や、おすすめの補聴器をご紹介したいと思います。 おすすめの補聴器については、使ってよかったところや悪い口コミなども合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にされてみてください。
田舎にお住まいで、ちかくに補聴器ショップがない方や、外出が難しい方でも、専門スタッフが無料で訪問してくれる業者もあります。合わせてお伝えできればと思います。
- 1. 補聴器の種類・特徴の違い
- 2. 補聴器は、生活に合わせたものを選ぶのが鉄則
- 3. 補聴器購入の流れとは?
- おすすめ補聴器 オムロン
- おすすめ補聴器 シグニア
- おすすめ補聴器 パナソニック
- まとめ
1. 補聴器の種類・特徴の違い
耳あな型補聴器
耳あな型は、最も鼓膜に近い部分に取り付けることができるのがメリットです。集音性が良く、自然な聴こえを再現できます。
また、眼鏡をかけるときなどに、外さなくてもそのまま付けることができるので、紛失防止にもなります。
耳かけ型補聴器
耳かけ型補聴器は、 1番ポピュラーな補聴器といえます。軽い難聴から重度の難聴まで、適応範囲が多いのが特徴です。
ポケット型補聴器
ポケット型補聴器は、耳の中に入れないため、わずらわしさが少なくてすみます。認知症などで、耳に新しい機械を入れるのを拒む方にはおすすめです。
補聴器の中では、最も安く、数万円で購入できます。音量を大きくすることで、難聴の症状が進んでも使えます。
2. 補聴器は、生活に合わせたものを選ぶのが鉄則
補聴器を購入するときには、本人の目的に合わせたものを買うのが鉄則です。
購入する前に、自宅でテレビを見るために使うのか、老人会やデイサービスなど、人が多い(雑音が多い)ところで使うのか、家族との会話で使うのかなど、日常生活を振り返り、どんな場面で使うのか目的をはっきりしておきましょう。
また、購入するときには、専門スタッフがいるところで購入し、必ずフィッティングを行う必要があります。
3. 補聴器購入の流れとは?
補聴器は、医療費控除対象
補聴器は、平成30年から医療費控除対象になっています。しかし、医療費控除対象にするには、医師から補聴器が必要である旨が書かれた「補聴器適合に関する診療情報提供書」を書いてもらう必要があります。
補聴器購入の流れとは?
補聴器は、高額な買い物となるので、医療費控除対象にするためにも、まずは耳鼻科の診察を受けましょう。
耳鼻科で記載してもらった「補聴器適合に関する診療情報提供書」を持って、補聴器専門店で購入します。補聴器専門店が近くにない場合には、自宅まで専門スタッフが無料訪問してくれるアイセイ薬局【きこえ】のサービスもあります。
補聴器購入をした領収書と、「補聴器適合に関する診療情報提供書」の写しを保管し、医療費控除に使います。
https://kaigo.link/entry/hotyouki-iryouhikouzyo-guide/how-much/
補聴器の医療費控除について詳しい記事はこちらです。
おすすめ補聴器 オムロン
オムロン イヤメイトデジタル
オムロン イヤメイトデジタル デジタル式補聴器 耳あな型 AK-10
周りのノイズを聞こえにくくして、人の声など小さな音を聞き取りやすくするノンリニア機能と、無駄なノイズをカットするノイズカット機能が付いています。
電池がなくなる前に、アラームで交換時期を知らせてくれるので、とても便利です。
良い口コミ
・ハウリングが少なく聞こえやすい
・小さくて持ち運びに便利
悪い口コミ
・電池の減りが早い
・耳あなに入れるのが難しい
おすすめ補聴器 シグニア
・シーメンス シグニア補聴器
中等〜重度の難聴までに対応した製品です。価格がお手頃で、電池が約350時間もつので、長時間の使用ができます。
集音器では聞こえにくくなってしまった方や、デジタル補聴器を手頃な価格で購入したい方におすすめです。
良い口コミ
・長時間利用できて、ハウリングが少ない
・他の補聴器から切り替えたが、聞こえやすい
悪い口コミ
・音量が一定までしか下がらない
・チューブの長さ調節が難しい
おすすめ補聴器 パナソニック
・パナソニック アナログポケット型補聴器 WHA-25
ポケット型補聴器では、パナソニックの製品が人気です。ポケット型補聴器は、自分でも操作がしやすいのが特徴です。
こちらの製品は、音量ダイヤルが見やすく、高齢でも操作しやすいので人気が高くなっています。
良い口コミ
・操作が簡単で、使いやすい
・エアコンなどの雑音はあるけど、耳掛け式でピーピー気になっていた雑音などが少なく、使いやすい
・単三電池なので、すぐ交換できる
悪い口コミ
・電池が切れそうになると、音量が下がる
・カラオケやテレビが大音量でついているような騒がしいところでは使いづらい
https://kaigo.link/entry/hotyouki-prices-and-market-prices/guide/
補聴器の価格についての記事はこちらです。
まとめ
補聴器は、価格だけでなく、使う本人の難聴度合いや使う生活環境によっても、選ぶべき製品が異なります。
集音器では生活しにくいと感じてきたら、補聴器を検討してみるのがオススメです。