仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

補聴器の適正価格とは?相場はいくらなのか?

補聴器を購入するときに、ネット販売では数千円から販売されているのに、専門店では数十万円の商品があるなど、補聴器は、価格に大きなバラツキがあります。

高級な補聴器には、様々な機能がついているので、価格が高いほどいいようにも考えられがちですが、高いものが良い補聴器とは限りません。

今回は、補聴器の適正価格とはいくらなのか?補聴器の相場についてもお伝えしたいと思います。

1. 補聴器の種類とは?

耳あな型補聴器

集音性に優れていて、鼓膜に近い場所につけることができるので、最も自然に聴こえることができます。また、耳の中に入れておくタイプなので、眼鏡やマスクをするときにも、邪魔にならずに取り外す必要がありません。そのため、紛失しにくいメリットもあります。

耳かけ型補聴器

耳掛け型は、日本で最も多く販売されている補聴器になります。特徴としては、適応範囲が広く、軽度から重度までの難聴に幅広く対応できます。電池タイプだと、数日で電池が消耗するため、充電タイプがおすすめです。

ポケット型補聴器

重度の難聴の方にも対応しており、音量を大きくすることができます。また、補聴器の中では安価で、一般的な乾電池を使うことができます。耳の中や身体に触れないため、汗などによる故障のリスクが低いと言えます。



2. 補聴器の価格が高い理由

補聴器は、小さい機械の中に、音をキャッチして処理し、音を出すという高度な技術が集結されています。そのため、数万円〜数十万円という高額になってしまうのです。

また、補聴器は、買った後にも調整やメンテナンスが必要になります。そのため、購入後のアフターケア代も含まれているので、高額になってしまうのです。

3. 補聴器の適正価格とは?相場は?

補聴器は高いものが良いわけではない

精密機器ほど、高ければ良いと考えがちです。しかし、補聴器は、値段ではなく、その人に使いやすいもの、聞き取りやすいものを選ぶ必要があります。

補聴器には、ハウリングを予防する機能や、周りの雑音を抑える機能など様々な機能が付いているものがあります。このような特殊機能が、高級補聴器にはついています。

本人がテレビを見るのによく使うのか、人と話す時にどう聴こえるのがよいのかなど、目的を考えながら試聴して決めるようにしましょう。

補聴器の適正価格とは?相場は?

補聴器の価格は、1つ数万円から50万円を超えるものなど幅があります。補聴器を購入した人の平均価格は、1つあたり15万円程度と言われています。

補聴器の購入を考えているのであれば、10万円から20万円くらいまでを視野に入れて、専門店へ相談に行ってみましょう。

補聴器の種類別の価格相場は?

補聴器の価格は、種類によっても価格相場が異なります。最も安価なのは、ポケット型補聴器で、約5万円が相場となります。

次に安いのは、耳かけ型補聴器です。耳かけ型補聴器の相場は、片耳約8万円~30万となります。

最も高いのは、耳あな型補聴器になります。最も小さい精密機器となるので、片耳約10万円〜50万円となります。

https://kaigo.link/entry/hotyouki-iryouhikouzyo-guide/how-much/
補聴器の購入費用を医療費控除に利用するための方法は、こちらの記事を参考にされてください。



まとめ

補聴器は、精密機械になるため高度な技術を要します。そのため、価格には大きな幅があります。
ご本人が試聴してみて、自分に合ったものを専門スタッフとともに探すのが、良い補聴器を選ぶコツとなります。