在宅介護と仕事の両立は、職場の理解や制度が充実していない場合には、心理的・体力的負担が大きくなってしまいます。
また、通院の付き添いやケアマネージャーとの話し合いなど、仕事を休まなければいけない日も多く、在宅介護と仕事の両立で煮詰まってしまう方も多いと思います。
今回は、在宅介護で煮詰まってしまった方に向けて、在宅でできる仕事についてご紹介したいと思います。
1. 在宅介護による離職者は、年間約10万人
在宅介護と仕事の両立は、とても大変です。 1年間に毎年約10万人の方が、「介護・看護のため」の理由で、介護離職していることがわかっています。
しかし、介護離職をしてしまうと、金銭的にも精神的にも追い詰められ、再就職を考える方も多くいらっしゃいます。また、介護にピリオドがついても、自分の人生は続くため、経済的に厳しくなってしまうのです。
2. 在宅介護と仕事の両立方法とは?
在宅介護をしながら、仕事を両立させるには、会社の制度の利用や、周りの理解が必要です。働いている会社の理解が得られない場合には、残念ながら負担が大きくなるため、転職を視野に入れた方が良いかもしれません。
在宅ワークは、多くの場合で給料が低くなりがちですので、収入面を考えながら転職を考える方が良いといえます。
3. 在宅でできる仕事とは?
コールシェアの高時給コールセンターのお仕事
在宅しながら好きな時間に自由に仕事ができるのが、コールセンターになります。
株式会社Wizのコールシェアからの登録であれば、時給換算も平均で1,400円を超えているので、しっかり稼ぐことも可能です。
登録料・初期費用も無料で、資格や経験も問わないので、誰でも始めることができます。
まずは、お試しで、副業として試してみるのも良いかも知れません。
クラウドワークス【単価低め】
パソコンが手元にあればすぐにできるのが、クラウドワークスになります。自分で受けたい仕事【アンケートやライティング、データ入力など】を選ぶことができるので、自分のペースで仕事をすることができます。
たくさん仕事をすると、仕事単価を上げてくれることもあります。パソコンやライティングが得意な方は、とても有利な仕事です。
こちらも、まずは副業のようにお試しから行い、どのくらい稼げるのか考えてから始めるのがおすすめです。
アフィリエイト【収益化できないこともあり】
自分の強みや専門知識があるのであれば、アフィリエイトも行えます。ほかにも、現在行っている在宅介護の内容をもとに、ブログを始めることも可能です。
アフィリエイトとは、サイトに表示される広告をクリックしてもらうことで収益がもらえるGoogleアドセンスや、商品を紹介して販売することで、収益化できる物販型があります。
たとえば、 Googleアドセンスならば、ワンクリックで「数十円~数百円」の報酬となります。また、 Amazonなどで商品を売った場合には、売上の約2〜4%が収益となります。
単価は安いように見えますが、人によっては月に数十万円稼いでいることも事実です。
アフィリエイトは、収益化まで時間がかかるので、仕事を辞める前にある程度まで軌道に乗せることが大切です。
まとめ
在宅介護と、仕事の両立は、とても大変です。しかし、介護は終わりがあっても、自分の人生はその後も続いていきます。
そのため、完全に仕事を離職するのではなく、仕事の転職や働き方を変えるという考え方もあります。
私もクラウドワークスやアフィリエイトも挑戦していますが、技術がないのかなかなか思うような収益にはまだなっていません。
前述したとおり、やはり在宅ワークになると収入が下がる方向になってしまうので、まずは気になる仕事を試してみるのがおすすめです。