仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

仕事と介護を両立するための事前準備チェックリスト

晩婚化・高齢化により、親の介護をしながら仕事を続けなければいけない子供世代も増えています。

他にも突然配偶者が、病気やけがのために、介護が必要な生活になってしまうこともあります。

介護と仕事を両立するには、事前準備をすることで、今後の介護の取り組みやすさに大きく差がでます。特に本人が入院している場合などは、退院前にできることが沢山あります。

 今回は、介護離職にならないためにも、介護を始めるうえで重要な事前準備を細かくお伝えしていきたいと思います。

 

1.介護の事前準備

突然の入院から、在宅介護へ移ることになることもあります。仕事や育児をしている家族などは、自分たちで親や家族の介護が両立できるのか不安になるかと思います。

介護をする場合は、事前準備があれば、かなりスムーズになるといえます。

まずは、地域包括支援センターに行き、相談しましょう。また、それ以外に必ずやっておきたい事前準備をお伝えします。

 

1.金銭面・親族の協力の確認

介護をうける本人の預貯金や、年金額・加入している保険を把握しておきます。介護には、とてもお金がかかるため、年金の範囲内で行うなどベースだけでも決めておく必要があります。

また、本人が元気なうちに、いずれ介護を受けるときに、自宅で介護をうけたいのか、施設を考えているのかも確認しておくとよいでしょう。

他にも、自分以外の兄弟や親族がどのくらい介護を助けてくれるかも話し合っておく必要があります。

2.介護保険への加入

入院しているときでも、要介護・要支援認定を受けることができます。介護保険に加入することで、ケアマネージャーを付けることができるので、今後の介護の見通しがつけやすくなります。

3.介護保険でできるサービスの申請とフル活用

 
介護保険に加入した後は、さまざまな補助を受けることができます。

具体的には、自宅に手すりを付けることのできる住宅改修や、車いすなどの福祉用具レンタルサービス、デイサービスや訪問介護介護サービス業者の利用などです。

仕事と介護を両立させる場合は、住宅改修などは早めにやっておくと安心です


4.利用できる各種サービスの検討

介護保険外サービスとなりますが、通院の付き添いや家族の分の食事準備もあります。仕事を休んで通院の付き添いをしなくても済みますので、負担を軽減することができます。

5.介護施設の下調べ

介護施設は、家から近いかどうか、施設の雰囲気や利用者は何歳くらいの人が多いのかなど事前の下調べも必要です。デイサービスなどは、地域密着しているケアマネージャーに相談すると、雰囲気がわかりやすいです。

また、どうしても仕事と介護が両立できない場合もあります。その際は短期の老人保健施設や、ショートステイ、施設入居の検討も必要になります。

施設入居で最も大切なことは、信頼できる施設であるかどうかです。まずは、インターネットで情報収集し、どんな施設が入居可能か確認しておきましょう。



6.会社の制度を知っておく

介護と仕事を両立するには、会社で利用できる制度をしっておく必要があります。介護のために働く時間を短縮・残業をなくすことや、有給とは別に介護のために休暇をとる権利もあります。

詳しくはこちらの記事を参考にされてみてください。

2.介護をどこで行うか

介護は長い道のりとなることも多いです。また、要介護者本人は、少しでも長い時間を自宅で過ごしたいと願う方も多いのではないでしょうか。

親や家族を介護する場合は、要介護者の介護の必要状況や、家族の仕事の両立などを考えて、まずは介護をどこで行っていくかを考えなければいけません。

それぞれのメリット・デメッリトをお伝えしていきます。



在宅介護のメリット・デメリット

介護を受ける親や家族が、最も希望であろう介護になります。

メリットとしては、長く住んでいる自宅で、家族と一緒の方が、勝手がわかっているため過ごしやすく、本人の心のゆとりもできることがあります。

具体的には、認知力・視力・行動力が低下している場合でも、今までの経験や家具の配置がわかっているため、安心して過ごせることもあります。また、認知症状が始まっていても、自力でできるだけの生活をするため、進行を緩やかにできることも考えられます。

また、費用も1番抑えられるため、経済的にも負担が少なく済みます。

デメリットとしては、家族の負担が大きくなってしまうことです。介護する時間が長くなってしまうため、本人の状態がわかりやすい反面、家族の介護への協力が必須となります。

 

遠距離介護のメリット・デメリット

介護される本人と介護する家族が、遠距離に住んでいて、どちらも引っ越しができない場合などは遠距離介護になります。

メリットとしては、介護される本人が住み慣れた生活を続けることができることと、家族も普段と大きく生活を変化させずにすむことです。また、遠距離で介護をしている場合、老人ホームに入りやすくなることもあります。

デメリットとしては、介護される本人の状態がわかりにくいことです。また、家族が介護に当たれない分、様々な介護サービスや見守りサービスを受ける必要があるため、費用が増えてしまいます。


施設での介護

介護状態が重く、家族ではサポートしきれない場合には、施設への入居も考慮しなければいけません。

メリットとしては、介護の資格を持ったプロが、生活を介助してくれるため、家族は安心してお任せすることができます。特に、24時間注意力を使いながら介護をしなければいけないような状態のときは、介護が家族にとって大きな負担になる可能性があります。

デメリットとしては、費用が高いことと、本人に合った施設がみつけられるかどうかです。施設に入っても、入居者や介護してくれる人が、本人の負担になってしまい、鬱になってしまうなんていうこともあります。

施設を考える際は、数か所検討するのが望ましいです。しっかり見学や資料取り寄せなどの下調べをして、本人の余生を少しでも満足できる施設を探してあげましょう。


まとめ

介護と仕事を両立するには、事前準備が必要不可欠です。

家族の負担をさげるためにも、活用できるサービスや制度を知って、フル活用してほしいです。少しでも家族と要介護者にとって、生活のしやすい環境づくりにつながることを祈ります。