仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

介護食作りに必須!フードプロセッサー・ブレンダーのメリット・デメリット徹底解説

噛む力が弱くなったり、飲み込むのが苦手になると、刻み食やペースト食などの介護食が必要となります。

介護食作りは、フォークなどでつぶすのも便利ですが、毎度行うのはとても大変です。そのため、フードプロセッサーやブレンダーなどの調理器具を使う事で、時間の短縮や労力の低下にもつながります。

今回は、介護食を作ることを目的として、フードプロセッサーやミキサー、ミルサーやブレンダーのメリットやデメリットについて説明したいと思います。

まとめて作り置きする方向けや、1食分の少ない量を行う方向けなど、用途に合わせてご紹介するので、ぜひ参考にされてみてください。

1. 介護食作りに便利な調理器具とは?

介護食は、噛む力や飲み込む力に合わせて、刻み食・ペースト食など食材を砕く必要があります。食材を砕く・みじん切り・ペースト・混ぜるためには、さまざまな調理器具が発売されています。

このような機能がある主な調理器具を分類すると、大きく分けて、4種類になります。

・フードプロセッサー
・ミルサー
・ミキサー
・ブレンダー

どれも、同じような感じに思われがちですが、それぞれメリット・デメリットがあります。

2. フードプロセッサーのメリット・デメリットとは?

フードプロセッサーとは?


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フードプロセッサーとは、主に食材の下ごしらえに使う調理器具になります。

フードプロセッサーは、付属の刃を交換することで、野菜や肉、魚などを細かく切ったり、みじん切りやスライスすることができます。他にも、食材をおろしたり、ペーストにするなど、介護食にも幅広く使うことができます。

フードプロセッサーのメリット

・一度にたくさん作ることができる

・生のにんじんなど、固いものでも簡単に砕くことができるので、食材の下ごしらえに最適

・刃を変えることで、さまざまな調理に幅広く使える→これがとても便利

・操作が簡単

フードプロセッサーのデメリット

・水分がないとうまく回らないことがある

・食材が少量だとうまく使えない

・機械任せなので、刻む大きさなど調節が難しい

・付属器具があるため、洗うのが大変
→食洗機対応の機種がほとんどない


【長期保証付】クイジナート DLC-192J(ホワイト) フードプロセッサーL

価格は少し高いですが、食洗機対応のフードプロセッサーです。食洗機対応は、お手入れが楽なので、とても便利です!

フードプロセッサーのまとめ

フードプロセッサーは、主に食材の下ごしらえに向いています。そして、付属の刃を変えることで、刻みからペーストまで幅広い調理に活用することができます。

また、一度にたくさんの量が作れるので、まとめて作り置きするときなどは、とても便利と言えます。

3. ミルサーのメリット・デメリットとは?

ミルサーとは?

ミルサーとは、一般的な名前ではなく、岩谷産業から発売されている食品ミルのことさします。ミルでは、ふりかけを作るときなど、乾き物を粉状にしたり、少量のソースを作るのにことができます。

ミルサーは、2枚の刃で切断するので、ミキサーよりも粗めの仕上がりになります。ミキサーでは、個体から液状に食材をしてくれるのに対して、ミルサーでは、食材を粒の残る程度に刻む事ができます。

ミルサーのメリットは?

少量を砕くのに適している

・ふりかけなど粉でもできる

・小さめで、置く場所に困らない


ミルサーのデメリットは?

・たくさんの量はできない

・刻みなどの調節はできない

・刃があるので洗うのが大変

・つぶしにムラができやすい

ミルサーのまとめ

ミルサーは、少ない量をペースト状などにするのに適しています。一回量のおかずや、お粥などでも使う事ができますが、砕きにムラができやすいので、最後に確認が必要です。

4. ミキサーのメリット・デメリットとは?

ミキサーとは?


アイリスオーヤマ ボトルブレンダー 330ml グリーン PBB-330-G

(食洗機対応しているので、お手入れが簡単)

ミキサーとは、フードプロセッサーと同じだと思われがちですが、使う目的が異なります。ミキサーでは、食材を勢いよく混ぜることで、ペーストや、滑らかな液状にすることができます。

例えば、フードプロセッサーでは、固い固体を、とても細かい固体に変えることができるアイテムで、ミキサーでは、固体をペーストや、液状にすることができます。

ミキサーのメリット

・安価なので、買い易い

・使い方が簡単

・ポタージュやペースト状にしやすい

ミキサーのデメリット

・刃を変えることができないので、ペーストもしくは、液状にすることしかできない

・水分を加えないと食材だけでは使えない

・刃があるので、洗うときに大変
→我が家は、食器洗いで本体は洗ってます

ミキサーのまとめ

ミキサーは、安価で、ペーストやスープなどを作るのにとても便利です。一方で、みじん切りや硬さ調節などのさまざまな調理を求めるなら、フードプロセッサーの方がおすすめと言えます。

ミキサーを購入するときには、食洗機があるならば、食洗機対応が絶対便利です。

5. ブレンダーのメリット・デメリットとは?

ブレンダーとは?


ブラウン BRAUN MQ9035X ハンドブレンダー MultiQuick 9(マルチクイック 9) ブラック/シルバー[MQ9035X]

ブラウンのマルチクイックなら、ボタンの握り具合で、砕くスピードが変わるので、手の感覚で食材の刻み具合を簡単調節することができます。

ブレンダーは、軽くて使いやすく、鍋の中でも直接入れて使う事ができます。付属のアタッチメントを付け替えれば、つぶす・すりつぶす・混ぜる・泡立てる・砕く・刻むなど、マルチな調理に使う事ができます。

食材の状態を直接見ながら使えるので、刻み具合やペースト具合などを確認しながら使う事ができます。

ブレンダーのメリットとは?

・多機能で使いやすい

・鍋に直接いれて使う事ができる

・お手入れが楽

・置く場所をとらない

ブレンダーのデメリットとは?

・食材の量が多すぎると使いにくい
→食材の量が多い時は、刻むならフードプロセッサー、ペーストならミキサーの方が使いやすい

・量によっては、飛び散ることもある

ブレンダーのまとめ

ブレンダーは、やや高価なものが多いですが、 1人分の介護食などを作るには、とても使い勝手が良いといえます。

鍋に直接いれて使うこともできるので、洗い物も少なくて済むようになりますし、他の調理器具よりも、食材を見ながら砕く事ができるのは、大きなメリットです。

6. 結局介護食作りは、どれがおすすめなのか?

介護作りの目的によっても、お勧めは異なります。まとめて作り置きしたいならば、大量の食材を砕く事ができるフードプロセッサーやミキサーがおすすめです。ミキサーよりは、フードプロセッサーの方が、刻み〜ペーストまで、多機能となります。

1食分の食事を作るときに使うなら、ブレンダーやミルサーがおすすめです。ミルサーよりもブレンダーの方が、多機能なので刻み〜ペーストまで作るにはおすすめです。

まとめ

介護食作りには、調理器具を使う事で、時短と労力を大幅に減らす事ができます。介護食をまとめて作り置きするのか、都度用意するのかによっても、適切な調理器具は変わります。
ぜひ、お家で使う目的に合わせて、使いやすい調理器具を選んでみてください。