仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

介護付有料老人ホームの費用内訳と利用できる控除について

介護付き有料老人ホームは、長期的にすむ自宅と同じになります。そのため、月額費用や控除について、契約前にしっかりと知っておく必要があります。

今回は、介護付き有料老人ホームの費用の仕組みと内訳、月額費用の相場や、控除できる費用について詳しくお伝えしたいと思います。

目次

1. 月額費用の仕組み

介護付き有料老人ホームでは、介護度に応じて一律の介護サービス費用がかかります。つまり、たくさん介護サービスを受けても、あまり受けなくても、介護サービス分の費用は、変わりません。
そのため、月額費用も見通しを立てやすいともいえます。

月額費用でかかるもの

月額費用の内訳は、以下の通りです。入居一時金で支払った場合は、【前払い】と同じような役目になるので、月々の賃料が安くなります。

・賃料
・管理費
・食費
・介護サービス料
・雑費

施設によっては、別途水道やガス、光熱費などがかかる場合があります。

上乗せ介護費

施設によっては、月額費用に「上乗せ介護費」がかかる場合があります。

これは、施設の介護体制の基本として、【要介護者3人に対して介護士1人配置】が義務付けられていますが、それ以上に職員を配置してくれている場合です。
上乗せ介護費がある場合は、施設の職員が多く、手厚いケアを受けれるとも考えられます。

横出しサービス費

横出しサービス費とは、職員に買い物を頼んだり、病院の付き添いを頼んだ時にかかる費用です。
施設によってそれぞれ決まりがあるので、入居前に確認しておく必要があります。

2. 月額費用の相場

介護付き有料老人ホームの月額費用は、地域差がかなりあります。都心ほど高くなり、地方は半額以下などが一般的です。

東京の費用相場

東京の介護付き有料老人ホーム月額費用は、平均25万から30万円です。

青森の費用相場

青森の介護付き有料老人ホーム月額費用は、約6万円から7万円です。

地価と、人気度・利便性の面からも、都心に行くほど高額になります。

3. 利用できる控除の注意点

有料老人ホームで利用できる控除は、一部の医療費控除のみとなります。

月額費用は、医療費控除を受けれない

有料老人ホームでは、特別養護老人ホームと異なり、食費や居住費は医療費控除できません。

有料老人ホームで利用できる控除

有料老人ホームで利用できる控除は、オムツ費用や訪問診療・病院にかかった費用や薬代です。
オムツ代を控除する場合は、【オムツ使用証明書】を書いてもらい、オムツが生活で必要なことを証明する必要があります。

4. 安い有料老人ホームで気をつけるべきこと

有料老人ホームで1番差が出るのは、賃料ということがお分かりいただけたかと思います。そのため、駅から遠かったり、利便性が悪いと相場より安くなることが多いです。

また、元々ホテルや施設を改築した場合なども、費用が抑えられることもあります。

食費

食事にはこだわりのある施設や、外注している施設など様々です。食事は、楽しみでもありますので、あまりに安い場合は、メニューをよく確認する必要があります。

部屋の広さ

賃料が安いと、部屋が狭い可能性もあります。これから住む家にもなりますので、部屋の広さや間取りを確認しておきましょう。

多床室

大部屋や2人部屋だと、賃料は安く抑えられます。しかし、介護度がまだ低い場合、同じ部屋の人がストレスになることもあります。

定期的な部屋替えのシステムがあるのかや、合わなかった時どうするかをあらかじめ確認しておくといいかもしれません。

まとめ

介護付き有料老人ホームを検討している場合は、長期的な利用を考えて、費用と施設を選ぶ必要があります。

施設を決めても、横出しサービス加算がどこまであるのかなど、月額費用にはどんな内訳があるのかをよく確認した上で、入居検討してください。