仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

脳の栄養になるブレインフードとは?効果や摂取方法をご紹介

脳の栄養になる成分を含んだ食べ物は、ブレインフードと呼ばれています。ブレインフードを効率よく摂ることで、 脳の抗酸化や血流を促し、脳の老化を防いだり、機能をパワーアップしてくれると注目されています。

今回は、脳の活性化を期待できる ブレインフードとはどんなものなのか?ブレインフードの効果や摂取できる食べ物について、薬剤師がお伝えしたいと思います。

1. ブレインフードとは?

ブレインフードとは、 脳の働きを高めて、脳の活性化が期待できる食品です。
脳については、さまざまな研究がされていて、ブレインフードについても、現段階でもまだ分かっていないことも多くあります。

脳は、年齢を重ねるごとに機能が低下していきます。また、年齢以外のストレスや睡眠・運動不足などによっても、機能低下が起こりやすくなります。 脳に良いとされる栄養素を摂ることで、脳の働きを活性化することが期待できるのです。

2. ブレインフードといわれる食品は、7種類

ブレインフードには、多くの食品が研究されてきていますが、 代表的な6種類をご紹介したいと思います。上手に食事に取り入れて、脳の活性化を促しましょう。

1. 魚に含まれるDHA

魚に含まれるDHAは、 人の体内ではほぼ作ることのできない必須脂肪酸のうちの1つです。DHAは、脳の神経系を構成している成分であることが分かっています。そのため、 DHAや、DHAの元になるEPAを多く含む魚は、ブレインフードといえます。

特に DHAが多く含まれる魚は、シャケ・サンマ・サバ・カツオです。特に、サバ缶は、多くのDHAEPAが含まれているので、おすすめです。


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毎日魚を食べるのは、難しい方は、サプリメントもおすすめです。EPAは、身体の中で日々消費されてしまうので、毎日補うのがおすすめです。

2. 大豆製品に含まれるホスファチジルセリンレシチン

脳の記憶ケアに期待されている成分、ホスファチジルセリンが大豆には含まれています。最近 物忘れが出てきた・うっかりすることが多いという方には、おすすめです。

また、 集中力・思考力・記憶力の助けになるレシチンも多く含まれています。レシチンは、身体の細胞に必要な細胞膜の主成分にもなっているので、食事で補充することが大切です。




ホスファチジルセリンは、サプリメントから摂るのがおすすめです。大豆からとるには、大豆3.5kgわずか100mgしか摂ることができません。納豆1パックでは、ほんのわずかになってしまいます。

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なら、 1包で、なんと180mgのホスファチジルセリンを摂ることができます。

3. 高濃度カカオチョコレート

チョコレートに含まれるカカオ成分には、テオブロミンと呼ばれる細胞の老化防止作用があります。特に、 80%以上のハイカカオチョコレートには、効果が期待できると言われています。


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4. クルミに含まれるオメガ3脂肪酸

クルミには、他のナッツ類の中でも オメガ3脂肪酸が最も豊富に含まれています。クルミに含まれるオメガ3脂肪酸は、アルファリノレン酸と呼ばれています。

アルファリノレン酸には、 血液をサラサラにして動脈硬化を予防する効果が期待できます。

5. ベリー類に含まれるフラボノイド・アスタキサンチン

ブルーベリーは、 フラボノイドの一種のアントシアニンと抗酸化作用のあるアスタキサンチンを、豊富に含むことで有名なベリーになります。
アスタキサンチンは、 脳の細胞を酸化ストレスから守ってくれます。
また、アントシアニンは、 心臓の血管疾患予防や2型糖尿病予防効果も期待できます。

6. エクストラバージンオリーブオイル・アマニ油

1日大さじ2杯程度の良質なオイルを摂取することで、血液のコレステロールを下げるビタミンEや血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸を効率的に摂ることができます。

脳は 60%が脂質でできているため、非加熱の良質な油を摂ることが大切です。油の種類によっては、加熱すると酸化されてしまうので、注意が必要です。

オリーブオイルを選ぶときには、 必ずエクストラバージンを選びましょう。

3. 水分をとることで脳も活性化

人の体は、脳や腎臓など様々な組織からできています。 組織中の水分量はとても高く、約80% といわれています。

イースト・ロンドン大学ウェストミンスター大学の研究者たちの発表によると、知的作業に集中する前に約500mlの水を飲んだ人は、飲まなかった人と比べて、 14%反応時間が速くなることがわかっています。

わずかな水分不足も、脳の思考能力に大きな差が出てしまいます。また、体が慢性的に水分不足おこしてしまうと血液がドロドロになり、脳梗塞などの引き金にもなってしまいます。

ブレインフードを摂るとともに、こまめな水分摂取を心がけることで、脳により良い食事に近づきます。

まとめ

ブレインフードは、私たちの身の回りの食材が多く、手軽にとりやすいものも多いことがわかりました。

特に、オリーブオイルや水分なら今日からでも始められる脳活になります。是非試してみてください。