【アレクサ、エアコンつけて】そんなCMを見ながら、スマートスピーカーさえあれば、家中の家電操作ができのではないかと思われがちです。実際は、スマート家電と呼ばれるスマートスピーカー対応の家電のみが操作可能になります。
しかし、今使っている家電をそのままスマートスピーカーに使いたいですよね。そんな時に便利なのがスマートリモコンになります。
赤外線センサーがついている家電ならば、スマートリモコンとスマートスピーカーを連携させることで、スマート家電と同じように音声操作をすることができるようになります。
今回は、今ある家電を生かすべく、スマートスピーカーのアレクサとスマートリモコンの連携について解説していきたいと思います。
1. スマートリモコンとは?
スマートスピーカーで操作できる家電は、ネットワーク対応家電、つまりスマート家電しかできません。これは、スマートスピーカーが、 Wi-Fiネットワークを通じて、家電を操作する仕組みがあるからです。
ここで、活躍するのがスマートリモコンになります。スマートリモコンとは、赤外線リモコンで操作しているテレビやエアコン、照明について一括でまとめて操作できるリモコンになります。
他にも、スマートリモコンは、スマートホンにより家の外にいても家電を遠隔操作することもできます。ほかにもタイマー機能など様々な活用法があります。
離れて住んでいる親や家族の在宅介護の補助としても、スマートリモコンは活用されています。
例えば、夏の暑い日に認知症の方がクーラーをつけたがらない場合も多いです。そんなときに遠隔操作をすることもできます。ほかにも、昼夜逆転をさけるために、照明のオンオフを行うこともできるのです。
2. アレクサに連携できるスマートリモコンとは?
すべてのスマートリモコンが、スマートスピーカーに対応しているわけではありません。反応の良し悪しなど、スマートリモコンにも相性があるので、購入前に事前確認が必要です。
今回は、アレクサに対応しているおすすめスマートリモコンをご紹介したいと思います。
スマートリモコンのみを購入する場合でも、今後の使い道を考えると、アレクサやスマートスピーカーに対応した商品の検討がおすすめです。
LiveSmart LS Mini Next
LiveSmart(リブスマート) LS Mini Next スマートリモコン AIが自動で温度を調整 スマホや音声でお家の古い家電も操作 温度・照度センサー内蔵
多くのスマートリモコンユーザーがお薦めするのが、高機能なのに値段が安いLiveSmart LS Mini Next です。
LiveSmart LS Mini Nextでは、音声操作でできることがより多様化しています。たとえば、アレクサに、【アレクサ、テレビをつけて。リブスマートでチャンネルを4にして】などの基本操作もできます。
他にも、LiveSmart LS Mini Nextは、スマートリモコンアプリ側に【帰宅】というアイコンがあります。
【帰宅】アイコンに、エアコン・照明などを設定しておけば、【帰宅をオンにして】と指示をしただけで、数種類の家電が一度にスイッチオンになります。
また、環境最適化AIが搭載されているため、エアコンの最適温度を感じ取り、エアコンの調節も自動で行ってくれます。
在宅介護などで、自宅にいる家族が快適に過ごすことができます。
+Style オリジナルマルチリモコン
- Style マルチリモコンは、外出先での遠隔操作や家電の操作などの基本操作はもちろんのこと、日本製メーカーなので、問い合わせや設定がわかりやすいのが特徴です。
不具合や、わからないことも、日本人スタッフへの問い合わせができるので、とても便利です。
他にも、スマートホンにインストールしたアプリから、室内の気温や湿度、明るさも把握できます。仕事をしながら在宅介護や遠隔介護を行われている方には、手元のスマートホンで確認できるのは、安心です。
SwitchBot Hub mini
SwitchBot スイッチボット スマートホーム 学習リモコン Alexa - Google Home IFTTT イフト Siriに対応 SwitchBot Hub Mini
SwitchBot Hub miniは、アレクサ対応しているので、連携がスムーズで使いやすいです。さらにとても安価なので、導入しやすいスマートリモコンともいえます。
また、他のスマートリモコンでは、エアコンやテレビなど、リモコン操作可能な家電のみが対応となっていました。
しかし、SwitchBot Hub miniは、一緒に売られている SwitchBotを使うことで、赤外線センサー機能のないお風呂や照明なども一括操作できるのが魅力になります。
SwitchBotとは、電気のスイッチやお風呂のスイッチを物理的に押してくれる指ロボットになります。SwitchBotをあらかじめ使いたい照明のスイッチなどに貼り付けておくことで、リモコン操作でオンオフ操作を、指ロボットが押して行ってくれます。
照明のスイッチまで歩くのが難しいという方でも、指ロボットを使えば、音声操作が可能です。【赤外線センサー機能のある照明ならば、スマートリモコンのみで操作できます。】
高齢者や在宅介護、視覚障害のある方などはSwitchBot Hub miniが使い方の多様性としておすすめです。
3. スマートリモコンとアレクサの連携方法
ステップ1 家電リモコンの追加
スマートリモコンに使いたい家電リモコンを追加します。
ステップ2 アレクサアプリの操作
アレクサアプリから、【スキル・ゲーム】を選択して、連携したいスマートリモコンのスキルを選択して、有効にします。
ステップ3 アレクサの連携
【端末を検出】ボタンを押して、端末がみつかれば、連携終了で、アレクサから操作可能となります。
まとめ
スマートスピーカーを活用するために、スマート家電に買い直すのは、とても無理かと思います。スマートリモコンを活用することで、従来の家電を格安でスマート家電に変えることができるのです。
スマート家電を使った生活は、若い世代だけでなく、動きが自由に取れない高齢者や在宅介護・視覚障害のある方は、生活が激変します。
スマートリモコン・スピーカーを導入して、スマート生活を目指してみてはいかがでしょうか。