2021-01-01から1年間の記事一覧
認知症の方を介護している家族に多い悩みが、暴言や暴力になります。とくに、心を許している家族に対しては、認知症の方は、強く当たってしまう傾向にあります。今回は、認知症の暴言・暴力の原因や適切な対応・予防についてお伝えしていきたいと思います。…
家族が認知症になってしまうと、困った行動が増えたり、同じことを何度も聞いてくるなど、ご家族側も対応に困惑するかと思います。ときには、怒ってしまうこともあるかと思います。しかし、認知症の本人からすると、なぜ家族が怒っているのか、嫌なことばか…
認知症が心配になってきたら、どこの病院にいけばよいのか、何科にいけばいいのか困ることもありますよね。また、ただの物忘れによるものなのか、認知症の疑いがあるのかも気になるところです。今回は、認知症の疑いがあったときに行くべきなのは、何科なの…
認知症の方をもつご家族は、ご本人の過去の話を聞くことがよくあるのではないでしょうか。普段は口数が少なくても、昔の話になると、鮮明に目を輝かせながら様々なことを教えてくれます。認知症の回想法とは、過去の出来事や体験をよく覚えている認知症の特…
認知症予防や進行を遅らせるためには、薬物治療だけでなく、作業療法トレーニングも効果的と言われています。認知症予防や進行を遅らせるための作業療法トレーニングは、難しいことをするのではなく、調理や園芸などの生活に密着した作業を取り入れています…
認知症は、脳の血流を改善して、神経伝達をスムーズにしてあげることで、進行予防や発症予防につながります。家で誰とも会話せずに過ごしているよりも、適度な運動を楽しみながら行うことで、記憶力の維持につながるといわれています。今回は、認知症の予防…
認知症は、認知症の種類や、薬の反応に個人差はありますが、かなりの期間(数年単位)で進行を遅らせることができる可能性があります。認知症の進行を遅らせることで、本人の生活が穏やかになり、介護や見守る家族も安心して過ごすことができるようになりま…
軽度認知障害とは、健康な状態と認知症の状態の間の期間になります。認知症は、まだ発症していないため、日常生活は自活できている状態です。しかし、軽度認知障害を放置してしまうと、認知症への移行が早くなる可能性もあります。今回は、軽度認知障害とは…
少子高齢化により、高齢者の数は年々増加しています。今後は、高齢化社会から多死社会へと移行していく心配が予想されています。今回は、多死社会とはどんな状態なのか?死ぬ場所が見つからない看取り難民の可能性についてもお伝えしていきたいと思います。 …
脳梗塞や心筋梗塞、ガンなどで入院をされている場合、退院後の生活への不安はとても大きくなります。後遺症や、生活の制限がない場合には良いですが、口からご飯を食べることが難しい場合や人工呼吸器が必要な場合も少なくありません。今回は、在宅介護の強…
在宅介護をしていると、本人が家から離れたくない、最期まで家で過ごしたいと強く希望される方も多いかと思います。また、施設に入居したらめっきり元気を失ってしまった・施設では最期を迎えたくない!と強く意思を伝える方もいらっしゃいます。今回は、在…
離れて暮らす高齢者の親に、インターネットやスマートホンを使ってもらえたら…と考えることはありませんか?インターネットやスマートホンを使えるようになることで、アプリによる見守りや、顔を見ながら手軽に電話をできるLINEなど、さまざまなサービスを活…
最近聞き間違えが増えてしまった、大切な話がうまく聞こえなくて困っているという方も多いのではないでしょうか。補聴器を検討していても、どの機械を使えば良いかわからず、価格も高価なのですぐに購入というわけにもいきません。今回は、耳の聞こえを研究…
核家族が増加して、高齢者のみで住んでいる世帯も増えています。また、医療の発達により高齢化が進み、認知症の患者数も右肩上がりで増えています。各家族で住んでいて、ご両親の片方が認知症を患っている場合には、認認介護につながるもしくは、認認介護に…
核家族が増えていることで、子供世帯が遠距離に暮らすことにより、老夫婦が片方の介護を担う老老介護が問題視されています。医療の発達により、平均寿命も伸びているため、今後も老老介護が増え続けると言われています。今回は、老老介護の問題とはどんな状…
糖尿病は、国民病ともよばれ、予備軍を合わせると全国に2,000万人以上いると言われています。約5人に1人が予備軍もしくは糖尿病があることがわかります。糖尿病自体は、自覚症状もあまりないため、治療が遅れたり、進行が進んでしまうこともあります。しかし…
骨粗鬆症は、単にカルシウムの摂取不足だけではなく、性別や年齢、ビタミンDの摂取など様々な要因が合わさっておこります。高齢者になると、転倒しやすくなるため、骨折リスクが上がってしまいます。骨折する部位によっては、寝たきりや要介護につながること…
心筋梗塞・狭心症、不整脈など、聞き慣れた病気の総称が、心臓病といわれています。心臓病は一過性で、治ると思われる方も多いようですが、心臓の状態が悪くなってしまい、心不全という状態になる方も多くいらっしゃいます。今回は、あまり知られていません…
介護の原因となった病気として、認知症に次いで多いのが脳卒中になります。脳卒中になると、治った後にも片麻痺や言語障害などの後遺症が残ることがあります。そのため、脳卒中は、要介護へつながりやすいと言われています。今回は、脳卒中とはどんな疾患な…
制限なく自立した生活を送ることができる健康寿命が、最近では見直されてきています。健康寿命を延ばすことで、介護を受けずに生活を送ることができます。健康寿命とも深く関わる症状として、ロコモティブシンドロームという言葉が浸透されてきています。 ロ…
2016年の調査結果によると、介護などが必要なく過ごせる健康寿命は、平均約74歳とわかっています。しかし、日本の平均寿命は、約84歳です。そのため、 10年間は、病気や怪我により、介護などのケアを受けていることがわかっています。今回は、介護が必要にな…
経鼻経管栄養は、鼻から消化管へ管を通すことで、栄養やお薬などを送ることができる治療です。経鼻経管栄養をすることで、嚥下の難しい方でも、在宅治療を受けることができます。今回は、在宅介護で行う経鼻経管栄養のポイント、メリット・デメリットについ…
在宅介護と仕事の両立は、職場の理解や制度が充実していない場合には、心理的・体力的負担が大きくなってしまいます。また、通院の付き添いやケアマネージャーとの話し合いなど、仕事を休まなければいけない日も多く、在宅介護と仕事の両立で煮詰まってしま…
在宅介護をしていると、毎日行わなければいけない着脱介助は、介護者のとても負担になります。介護される側の体も自由が利かず、関節も固くなってきているため、力作業になってしまいがちです。今回は、介護する側も、介護される側も着させやすくて脱がせや…
関節リウマチや高齢者・身障者で、手に力が入らない方や、片手が自由に使えないという方は多いのではないでしょうか。特に、硬い瓶の蓋を開けたり、ペットボトルの蓋や、包丁で野菜の皮をむくなどの作業が自力では難しく不便を感じてしまうこともあるかと思…
見守りカメラやメール、電話での見守りは、本人のプライバシー配慮や負担が大きくなってしまう可能性があります。家族や高齢者の見守りについても、アプリを活用することで、より簡単・正確に、お互いの負担なく行うことができます。今回は、家族や高齢者の…
昔ながらの家には、子供や高齢者の方が使いにくいとされる丸いドアノブがよく使われています。丸いドアノブは、握る力と回す力の両方が必要なため、とても力が必要です。他にも、握力の弱い方は、窓の開け閉めも取っ手がないので、とても力が必要になります…
入浴は、体を衛生的に保つだけでなく、リフレッシュやリラックスにもつながる心身共に大切な生活習慣です。一方で、浴室は、家庭内事故も多い場所ということもよく知られています。滑り止めマットなどの便利な入浴補助用具を使うことで、在宅介護でも安全に…
生きがいとは、生きることの活力や原動力につながるパワーのあるものになります。生きがいに感じるものは、人それぞれで、趣味や仕事から生きがいを感じたり、人との繋がりで生きがいにつながる人もいます。今回は、高齢者の生きがいについて考えていきたい…
杖で体を支えながら歩くことが難しくなると、安定した支えとなる歩行器が活躍します。 歩行器を使うことで、歩行の補助をしてくれるため、自分で歩くことができます。今回は、介護に使える歩行器の種類についてご説明したいと思います。 1. 歩行器とは? 2. …