仕事と介護の両立を応援するブログ

これから介護世代が増える中、育児や仕事と両立していく子供世代も増加します。いまそのような状況になっている方・これから可能性のある方に向けて、介護とはどのようなことなのかをわかりやすくお伝えできればと思います。

軽度認知障害とは?軽度認知障害のチェックリストと初期症状とは?

軽度認知障害とは、健康な状態と認知症の状態の間の期間になります。認知症は、まだ発症していないため、日常生活は自活できている状態です。

しかし、軽度認知障害を放置してしまうと、認知症への移行が早くなる可能性もあります。

今回は、軽度認知障害とはどんな症状なのか?初期症状やチェックリストについて、お伝えしたいと思います。

身近な方が、物忘れが多くなったり、様子がおかしくなってきたと感じたら、軽度認知障害の可能性もあります。ぜひ参考にされてみてください。

1. 軽度認知障害とは?

軽度認知障害とは、健康な認知機能の状態と、認知症の発症する間の期間のことになります。MCLとも呼ばれています。

軽度認知障害の人数は、 2012年で約400万人とも言われています。軽度認知障害がでると、日常生活にはさほど支障ありませんが、家族や周りから見ると、時間や場所の把握などの認知機能の低下が見られます。

2. 軽度認知障害の初期症状とは?

軽度認知障害は、初期症状を知って、早めの専門医受診がおすすめです。放置してしまうと、認知症へ移行しやすくなるため、注意が必要です。

では初期症状にはどんなものがあるのでしょうか?

記憶障害

ついさっきまでのことを忘れてしまいやすくなります。逆に、昔のことは覚えています。

実行機能障害

今まではできていた朝のルーティンや、物の使い方がわからなくなってしまう状態です。

1番わかりやすいのは、電子レンジや炊飯器などの家電の使い方や手順がわからなくなってしまう、混乱してしまう症状がでます。

時間や場所の見当識障害

近所でも迷ってしまったり、自分が今どこにいるのかわからなくなってしまったりします。他にも、夏なのにエアコンをつけたがらない、長袖を着るなど季節感や時間の感覚も鈍くなります。

無気力・無関心になる

今まで好きだったことに無関心になってしまう。気力がなくなって、活動量が減ってしまいます。
他にも、お風呂にはいる、着替えをする、髪型を整えるなどの身の回りのことに無関心になります。

ものとられ妄想がでる

お財布をとられたなどのものとられ妄想が強くなります。

理解力の低下

簡単なことも混乱してわからなくなったり、理解が出来ないことが増えます。会話が噛み合わなくなりやすくなります。

3. 軽度認知障害のチェックリストは?

軽度認知障害は、初期症状を見逃している可能性もあります。しかし、日々少しずつ進行している恐れもあるのです。

今回は、国立長寿医療センターで使われているチェックリストをもとに、ご家族が当てはまるのもはないか確認してみてください。

1 同じことを繰り返し聞いてくる

2 物の名前が出てこない

3 どこにしまったか思い出せない

4 前まではあった関心や趣味がなくなってきた

5 身なりや着替えなどがだらしなくなってきている

6 朝の歯磨きや夜のお風呂、日々のルーティンをしなくなった

7 時間の感覚がずれてしまう

8 近所でも迷ってしまう

9 財布やお金を盗まれたと疑う

10 家族に怒りやすい

11 戸締り、火の取り扱いができなくなっている

12 テレビの内容についていけない

13 夜中に騒ぐ

あくまで参考程度のチェックリストで、確定診断ではありません。複数当てはまる場合には、早めの専門医受診をお勧めします。

https://www.town.nanbu.tottori.jp/user/filer_public/07/cc/07ccb74e-8678-4640-b5cd-0a4209ff0f73/mcichietsukubiao.pdf

4. 認知症の発症を遅らせるためには?

認知症の発症や進行を遅らせるためには、薬物療法と、非薬物療法を組み合わせたりすることで行います。

薬物療法

薬物療法は、脳に働きかける薬以外でも、漢方薬や気持ちを落ち着かせる薬などが使われます。

薬物療法

薬物療法としては、脳トレーニングや回想法、動物セラピーや音楽療法などが取り入れられています。いずれも、脳に刺激を与えることで、進行を遅らせることを目的としています。

まとめ

軽度認知障害は、認知症発症のリスクがある状態です。家族や離れて暮らす身内の様子がおかしいと感じたら、チェックリストでまず確認してみてください。

少子化から多死社会へ!死ぬ場所が見つからない看取り難民の恐怖

少子高齢化により、高齢者の数は年々増加しています。今後は、高齢化社会から多死社会へと移行していく心配が予想されています。

今回は、多死社会とはどんな状態なのか?死ぬ場所が見つからない看取り難民の可能性についてもお伝えしていきたいと思います。

1. 多死社会とは?

多死社会とは、少子化による高齢化社会の次に起こり得る社会形態になります。高齢化がどんどん進むにつれて、平均寿命を迎える人の数が一気に増加していきます。
そのため、死亡数が一気に増加して、人口が減っていくという仕組みになっています。

現在の予想では、出生率が上がらない場合には、 2038年に変化を迎えると言われており、年間死亡数170万人と予想されています。2020年の死亡数は、138万4544人だったので、 1年間に約40万人以上死亡者数が増えていくことがわかります。

2. 看取り難民とは?

進んでいく少子高齢化により、医療サービスでは終末期医療や看取りを賄いきれない可能性があります。

また、核家族が増えているため、老老介護や認認介護の問題も増加しています。子供世代が別の地域・住居に住んでいることにより、老夫婦同士の介護や認知症患者同士の介護が、増加しているのです。

核家族の増加は、家族の看取りを受けることができず孤独死していまう可能性も高まります。 2035年には死ぬ場所が見つからない看取り難民は、約47万人にも達すると予想されています。

3. 看取りもできる在宅介護の必要性

多死社会を迎えることで、医療機関では治療や、看取り数がパンクしてしまい、在宅介護の必要性は今まで以上に高まると予想されます。

しかし、在宅介護での看取りについては、準備や家族の協力も必要となってしまいます。

2015年の介護保険法の改正で、「在宅医療・介護の連携推進」を制度化されたことにより、在宅医療を行いやすくなりました。

中でも、 24時間訪問診療・往診を行うことができる在宅療養支援診療所を全国的に広めていくことにより、自宅での看取り体制も整えることができます。

在宅療養支援診療所は、今まで入院が必要であった高度医療が必要な方の在宅治療や、看取り・ターミナルケアまで行ってくれる訪問医療機関になります。詳しくは、こちらの記事を参考にされてください。

https://kaigo.link/entry/zaitakuryouyoushien-hospitals/guide/

医療提供できるベッド数は、全国的にも限られてしまうため、今後はより一層、在宅介護への推進が進められると予想されます。

まとめ

少子高齢化により、高齢者の割合が増えるだけでなく、死亡者数も激増していく恐れがあります。

今後はさらなる在宅介護の重要性が高まると考えられます。自分の住んでいる地域で受けられる医療や介護など、知っておくことが必要です。

在宅介護の強い味方!在宅療養支援診療所の役割とは?

脳梗塞心筋梗塞、ガンなどで入院をされている場合、退院後の生活への不安はとても大きくなります。

後遺症や、生活の制限がない場合には良いですが、口からご飯を食べることが難しい場合や人工呼吸器が必要な場合も少なくありません。

今回は、在宅介護の強い見方ともいえる在宅療養支援診療所についてお伝えしたいと思います。在宅療養支援診療所では、訪問診療だけでなく、 24時間対応の往診や看取り、高度な医療技術も在宅介護で可能となります。

在宅介護を行う予定があり、ホームドクターを探している場合には、ぜひ参考にされてみてください。

1. 在宅療養支援診療所とは?

在宅療養支援診療所とは、在宅介護で最期を看取るところまでできるように、サービス提供できる医療機関になります。

今までは、人工呼吸器や中心静脈栄養などの高度医療技術が必要な症状では、入院が中心でした。しかし、在宅療養支援診療所が設置されたことで、高度医療技術が必要でも、安心して在宅介護をすることができるようになりました。

厚生労働省の調査によると、平成18年度には、全国の在宅療養支援診療所の届出が9,434件であったのにも関わらず、平成22年度には、12,487件と右肩上がりで増えています。 1年間で約1,000施設ほど増えていることがわかります。

在宅療養支援診療所の条件とは?

・患者様を直接担当する医師または看護師が、24時間連絡を取れること。

・24時間往診の可能

・24時間訪問看護のできること

・緊急時においては保険医療機関と連携できること

・ケアマネージャーと連携していること。

・年に一回、在宅看取数を地方厚生(支)局長に報告することなど。


2. 在宅療養支援診療所の見つけ方は?

地域に利用できる在宅療養支援診療所があるかどうか調べるには、ケアマネージャーや地域包括支援センターに問い合わせてみましょう。

病院で入院中の場合には、病院の医療連携室・相談室(医療ソーシャルワーカー)に相談してみましょう。

3. 在宅療養支援診療所は、往診・訪問診療の両方を行ってくれる

在宅療養支援診療所では、定期的な訪問診療と、体調の急変などによる急な往診にも対応してくれます。
ガンなどの痛みによる緩和ケアや、終末期医療のターミナルケアまで行ってくれるので、在宅介護の強い味方となっています。


まとめ

在宅療養支援診療所は、増加しつつありますが、地域差が大きくなってしまっています。首都圏は、比較的簡単に24時間対応のホームドクターが見つかりますが、地域によっては対応している施設が見つからないところもあります。

在宅介護を行う予定がある場合には、その方の状態にもよりますが、早めに地域のホームドクターを見つけておく必要があるといえます。

在宅介護で看取りするときに後悔しない方法と準備とは?

在宅介護をしていると、本人が家から離れたくない、最期まで家で過ごしたいと強く希望される方も多いかと思います。

また、施設に入居したらめっきり元気を失ってしまった・施設では最期を迎えたくない!と強く意思を伝える方もいらっしゃいます。

今回は、在宅介護で看取りをするときに後悔しない方法や準備について、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

終末期の本人を迎えるためには、医療スタッフの協力や介護スタッフの協力が必要不可欠となります。在宅で看取りを行う可能性がある場合には、ぜひ参考にされてみてください。

1. 自宅で最期を迎えたいと希望する人は多い

平成30年度の内閣府の調査によると、 60歳以上の人の約半数が、自宅で最期を迎えたいと考えていることがわかっています。また、男性の方がより多く、自宅での最期を希望していることもわかりました。

やはり、住み慣れた地域と家で、看取りをしてほしいという希望は強い方が多いです。

2. 施設に入っていても、看取りは在宅でできるのか

施設に入っていても、ターミナルケアの準備がしっかり整っていれば、看取りを自宅で行うこともできます。
しかし、そのためには、家族側や医療機関の受け入れ体制が必須となります。

ターミナルケアが始まる頃には、食事が口から取れず、経管栄養になっていたり、呼吸や体勢を変えることが自分だけではできない状態になっていることもあります。

施設の担当医師や看護師、ケアマネージャーや自宅に来てもらえる医師としっかり話し合いをして、在宅介護への切り替えをする必要があります。

3. 在宅介護で看取りをするときの必要準備

まずはケアマネージャーに相談を

まずはケアマネージャーに相談をして、在宅訪問してくれる医師を見つけてもらいましょう。できれば、 24時間体制で診てもらえるような看取りのできる医師が理想的です。

在宅療養支援診療所などが地域にあれば、そちらにお願いすることが良いでしょう。在宅療養支援診療所なら、ケアマネージャーと連携をしており、24時間訪問診療も可能です。
看取りもしているので、地域に該当する施設があるのか、地域包括支援センターに聞いてみるのも良いかもしれません。

看取り体制を整える

24時間訪問診療できる医師を見つけられたら、看取り体制を作る準備に取りかかります。本人と家族から、医師やケアマネを通じて、どんな療養支援をしてほしいかを明確に話し合います。

看取り体制を整えるためにも、必要な専門家を配置する必要があります。訪問看護師・訪問ヘルパー、薬剤師、症状によっては、歯科医師・管理栄養士なども手配できれば良いかと思います。

家族も心の準備をしておく必要がある

看取りの数日〜数時間前になると、本人の様子がどんどん変わっていってしまうなど、ショックが大きいことも起こり得ます。

また、昼夜問わず介護や看護、付き添いをしなければいけなかったり、本人が過ごしやすいような環境作りなど、体力的にもかなり負担が大きくなります。

本人が自宅で最期を迎えたいという強い意志があっても、家族の同意と協力なしには成しえないので、覚悟が必要です。

4. 最期を迎えたときには…

24時間訪問診療できる医師がサポートに入ったとしても、看取りの瞬間に立ち会えるとは限りません。

意識が薄れてきたり、血圧や脈が弱くなってきたら、すぐに医師に連絡を取りましょう。医師が間に合わずに、見取りを家族で行った場合には、亡くなった時刻をメモしておきます。
その後、医師が死亡確認をして死亡診断書を交付して、葬儀屋さんや訪問看護師がエンゼルケアを行ってくれます。

まとめ

住み慣れた自宅で、家族と共に最期を迎えたいと希望される人は、半数以上でした。本人の強い希望があれば、家族としてはできるだけ叶えてあげたいと思うはずです。

看取りを在宅で行う場合には、準備と覚悟が必要なこともわかります。また、地域によっては、訪問医療の体制が整わずに難しい場合もあるので、まずは地域包括ケアセンターやケアマネージャーに地域の医療体制について確認してみましょう。

インターネットやスマホの使い方を徹底サポート!おすすめサービスとは?

離れて暮らす高齢者の親に、インターネットやスマートホンを使ってもらえたら…と考えることはありませんか?

インターネットやスマートホンを使えるようになることで、アプリによる見守りや、顔を見ながら手軽に電話をできるLINEなど、さまざまなサービスを活用できるようになります。

しかし、電話で使い方を説明したくても、うまく伝わらなくて結局諦めてしまう方も多いと思います。
今回は、インターネットやスマートホンなどの使い方を徹底サポートしてくれる「インターネットお助けサービス」をご紹介したいと思います。超低価格で、おすすめなので、ぜひ参考にされてみてください。


1. インターネットお助けサービスとは?

インターネットお助けサービスは、株式会社ペイメントブリッジというホームページの作成などのパソコンに長けた会社が高齢者向けに行なっている事業です。

インターネットお助けサービスでできること

インターネットお助けサービスでできることは、以下の通りです。

パソコン購入の相談

使う用途を説明すると、その人にあった必要な機能を兼ね備えたパソコンを教えてくれます。無駄に高い買い物をしなくても済むので、購入前から相談するのがおすすめです。

サポートセンターに代理で電話してくれる

パソコンの故障や初期不良で、困ったことがあっても、サポートセンターに相談することもあるかもしれません。しかし、サポートセンターに電話をするとたらい回しになることもよくあります。

代理でサポートセンターに電話をしてくれるので、とても心強いです。

スマホ・パソコンの設定・インターネット回線の相談もできる

初期には、スマホやパソコン設定、インターネットが繋がらず困ることも多いです。インターネットを熟知しているスタッフがサポートしてくれるので、安心です。

変なメールやサイトの対応

変なメールや詐欺まがいのサイトなどが、近年多く見受けられます。心当たりのないメールなどが来たときにも、相談することができます。


YouTubeやインスタなどのSNSをはじめる

高齢者の生きがいともつながるのが、SNSともいえます。新しい趣味を始めるには、ハードルが高いかもしれませんが、 SNSなら手軽に始めることができます。
その人にフィットすれば、趣味や生きがいにつながることもありますし、社会とのつながり・生きていることへの発信にもつながります。

「わからない」をまとめて解決してくれる

インターネットやスマートホンの使い方で、わからないときに、どこに聞いていいのか分からないことも多いかと思います。また、初期設定はサポートセンターに電話をして、インターネットは別会社に電話をするなどもとても億劫です。

インターネットお助けサービスを使うことで、1つの窓口にまとめることができるので、とても便利です。

2. インターネットお助けサービスの利用方法とは?

インターネットお助けサービスの利用開始時

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ペイメントブリッジホームページ

まだインターネット慣れしていないと思うので、ご家族が申し込みは行ってあげた方がよいかもしれません。しかし、手続きは画像の通りとても簡単です。

わからないことを聞くには電話?メール?

基本的には、わからないことはメールやチャット、ラインでのやりとりになります。このやりとりが、練習にもつながるので良いかなと思います。

どうしても現地にきてサポートしてほしい!という場合には、交通費を含む実費を相談の上、内容によっては来てもらえることもあります。

3. インターネットお助けサービスの料金は?

現在は、新規利用者募集中の段階なので、特別料金となっています。

インターネットお助けサービスの料金は、月額1000円で、無制限にわからないことを聞き放題です。そのため、追加料金も発生しません。
1日あたり約30円で、プロにおまかせができるので、とてもお得です。

唯一難点なのは、一年契約になるため、1年分一括払いになることです。インターネットを始めるときや、スマホ・パソコンを買う前から契約して、一年サポートしてもらえれば、概ねのことはできるようになると思うので十分な期間とも言えます。

4. 高齢者がスマホを使えることでのメリット

離れた家族と手軽にコミュニケーションがとれる

スマホを使うことで、顔を見ながら電話をするなど手軽にコミュニケーションを取ることができます。

GPS機能で見守りにも役立つ

自宅からずっとGPSが動かなかったり、外出先から戻らないなどがあれば、緊急事態の可能性もあります。プライベート保持のため、見守りカメラの導入を嫌がられることも多いですが、携帯を無くすと困るからなどとお伝えして、スマホからも、見守りは可能です。

生きがいにもつながり、楽しみが増える

孫やペットの写真を他の人に見せたり、スマホを使うことで視野が広がります。若い世代がスマホなしでは生きられないように、高齢者の方もスマホを使うことで、日々の充実にもつながります。

大きな画面・大きな文字で見やすい

ガラケーよりも、スマホの方が、画面が大きく見やすくなります。文字も大きくできるので、便利です。

電話が聞き取りやすい

家の電話よりも、音がクリアで音量調節もできるので、聞き取りやすい意見もあります。スピーカーホンにして、みんなで会話を楽しむのもいいですよね。

孫やペットの写真が簡単に撮れる

写真を撮るために、出かけるときにカメラを持っていく方も多いです。しかし、スマホがあれば、手軽に撮ることも、現像せずに画像を見返すこともできるので、とても便利です。

まとめ

インターネットお助けサービスを使うことで、スマホやパソコンに慣れていない高齢者の方でも、安心して使うとができます。わからないことがあっても、一括して同じ業者に聞くことができるのもとても便利です。

スマホを使いこなして、ぜひ充実した生きがいを見つけられたらと思います。

10日間無料お試しできる人気集音器「みみ太郎」の口コミ・評判は?

最近聞き間違えが増えてしまった、大切な話がうまく聞こえなくて困っているという方も多いのではないでしょうか。補聴器を検討していても、どの機械を使えば良いかわからず、価格も高価なのですぐに購入というわけにもいきません。

今回は、耳の聞こえを研究して作られたおすすめ集音器「みみ太郎」をご紹介したいと思います。

通常の集音器では、イヤホン越しに音が大きく拡張されて聞こえるだけの仕組みになっています。しかし、「みみ太郎」は、耳の構造を元に作られているため、音の立体感・臨場感を味わうことができます。
また、 10日間無料お試しができるのも、人気の秘密となっています。

1. みみ太郎とは?

みみ太郎とは、人の耳と同じ働きをする集音マイクを兼ね備えた集音器になります。そのため、他の集音器にはない聞こえとして、「左右上下どこの方向から音がするのか」まで、感じ取りやすくなります。

みみ太郎を使うことで、今まで聴き取りにくい音が、立体的に聞くことができます。聴くことを諦めた方でも、聴くことへの集中力や楽しさが戻ってくるので、補聴器よりも聞きやすいと高評価の口コミも多数あります。

2. みみ太郎の特徴と耳の機能とは?

耳は鼓膜で音を聴くだけではない

耳は、耳介と呼ばれる外に張り出て貝殻のような特別な形をしている器官です。

この形には秘密があり、耳介は音を集める役割をしています。耳介に音が集まることで、音の距離感や大きさ、方向についても、脳が理解しやすくなります。

耳介の形を、独自の技術で集音器に生かしているのが、みみ太郎になります。

みみ太郎の特徴とは?

みみ太郎の特徴は、人工耳介技術を用いているため、イヤホン越しの音ではなく、立体的な音を聴くことができるのが最大の特徴です。

また、本来の耳の機能を再現しているので、つけていても疲れないのも大きなメリットです。

普段、補聴器をつけている方でも、みみ太郎は使えます。そのため、音楽やテレビ、人との会話などの立体感のある音を楽しむときには「みみ太郎」にするなどの使い分けも可能です。

3. みみ太郎のラインナップは?

耳かけタイプで、どこでも使いやすいSX-013

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みみ太郎ホームページ

左右どちらでも使うことのできる耳かけタイプです。耳かけタイプは、耳により近い場所で使うことができるため、自然な聞こえにつながります。

耳かけをすることで、お散歩や庭仕事など、アクティブな方でも邪魔になりにくいのがメリットです。

ポケット型で邪魔にならないSX-011-2

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みみ太郎ホームページ

1つの機械で、片耳でも両耳にも使うことができます。本体は、卵1個分の重さなので、ポケットに入れても負担になりません。コンパクトな本体にもかかわらず、臨場感のある音を楽しむことができます。

イヤホンにマイクが一体となっており、ピーピーというハウリングがしにくく、自分の声も響かないので人との会話や電話にも使いやすくなっています。

寝ながら使える置き型SX-009

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みみ太郎ホームページ


自宅で使うだけの人は、置き型が便利です。置き型SX-009は、人工耳介を導入しているので、音質がピカイチ良くなっています。
寝たままでも使うことができ、耳の疲れも最小限になります。

本体の大きさは、約13センチなので、置く場所にも困りません!

4. みみ太郎の口コミは?

ネット購入した方の口コミまとめ

・ 補聴器よりも手頃な値段で、機能も満足しています。

・ 工場という騒音下で使っていて、今まで試したものの中では1番使えます。

Amazon口コミより(SX-013)

レンタル10日間無料を試して購入した方の口コミまとめ

・2〜3割しか話の内容がわからなかったが、7割程度わかるようになり、満足しています。お試しできる10日間も、実際に試せて良かったです。

・今のいままでの世界が嘘のようにはっきり聞こえるようになりました。誇大広告かと思っていたけれど、試してよかった。

・みみ太郎が気になっていて、お試しをお願いしたら2タイプ借りれるとのことで、SX-011-2とSX-009の試聴を申し込みすることができました。比較して買えたのでとても良かったです。

みみ太郎ドットコムより

やはり、聞こえ方や使い勝手は人それぞれなので、まずはお試し期間を利用するのがおすすめです。この方のように、 2タイプ試して、使いやすいものを検討するのも良いかと思います。

クチコミの中には、補聴器よりも聞き取りやすかったという意見や、補聴器を勧められたけれど、みみ太郎が気に入っているという意見も多数ありました。まずは試してみて、音の立体感を体感してみてください。

まとめ

みみ太郎は、他の集音器にはない音の再現性があります。音がイヤホンのみから平面的に聞こえてくるのではなく、立体感を持って耳で聞くように体感できるのです。

最近聞こえないことが多い、聞き間違えが増えてしまった、補聴器には抵抗があるなどの方は、ぜひ「みみ太郎」を試してみてください。

認認介護とは?認認介護の現状・問題点・対策とは?

核家族が増加して、高齢者のみで住んでいる世帯も増えています。また、医療の発達により高齢化が進み、認知症の患者数も右肩上がりで増えています。

各家族で住んでいて、ご両親の片方が認知症を患っている場合には、認認介護につながるもしくは、認認介護にすでになっている可能性があります。

将来直面するかもしれない認認介護の現状を知り、問題点や対策についてぜひ理解を深めてもらえると良いかと思います。

1. 認認介護とは?

「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」によると、2020年において65歳以上高齢者の約6人に1人が認知症とわかっています。
認知症患者は、今後も右肩上がりで増加すると予想されています。

認認介護とは、認知症を患う65歳以上の高齢者が、認知症の高齢者を介護することを意味します。老老介護とともに、現代の在宅介護の問題点とされています。

2. 認認介護の現状は?

核家族が増えて、親元を離れて暮らす子供が多くなっています。そのため、高齢になり介護が必要になっても、一緒にするでいる夫婦の片方が介護を担うことになります。

認認介護の全国的な統計はとれていなく、本人が認知症である自覚がない場合も多いため、把握が難しいと言われています。

しかし、2010年に山口県で行われた推計調査では、山口県内で在宅介護を行なっている世帯のうち、約1割が認認介護になっていることがわかっています。

3. 認認介護の問題点とは?

適切な管理ができない

お互い認知症を患ってしまうと、介護側も食事をしたことを忘れてしまう、薬を飲んだかどうか忘れてしまうなど、適切な管理が行えなくなります。

そのため、介護する側も介護される側も、全身状態が悪くなる恐れがあります。

気温の変化に対応できない

認知症の方は、夏でも冷房をつけたがらなかったり、温度変化を認識することが難しい方もいます。そのため、真夏に長袖で過ごして、クーラーをつけなかったり、水分を充分に摂らないなどの気温の変化への対応が難しくなります。

火元の管理が難しい

認知症の方の中には、無自覚の方も多くいらっしゃいます。料理をするためにお湯を沸かしていながら、それを忘れてしまうなど、火元の管理が難しく、認認介護は大変危険です。

お金の管理ができない

どこになにがあるのか、お金をいつ使ったのかなどの管理ができないため、介護費用や生活費の適切な管理ができなくなります。これにより
、お金がなくなり、さらなる介護の低下へとつながってしまいます。

事件につながることも

認知症は、家族に対して攻撃的になることもよくあります。お互い認知症になってしまうと、ストレスや衝動がエスカレートしてしまい、事件につながることもあります。

4. 認認介護の対策は?

1番大切なのは、認知症の早期発見

認知症無自覚・無治療であることが最も危険な状態です。おかしいなと感じたら、早めに治療を開始する必要があります。

攻撃性を予防したり、認知症の進行を抑える薬が有効なケースもあります。

家族や近所と助け合う

家族が定期的に連絡や訪問をしたり、近所に見守ってもらうことで、社会からの孤立も防ぐことができます。
また、第三者が介入することで、様子がおかしいと早めの判断ができます。

介護福祉サービスを利用する

認認介護を放置してしまうと、さまざまな管理ができずに、栄養状態や精神状態の悪化も招いてしまいます。デイサービスで、お風呂やご飯を食べる機会を作ったり、訪問介護で食事作りをお願いするなど、認認介護においては、介護サービスの利用は不可欠です。

地域包括支援センターに相談する

どんな介護サービスを受けることができるのか、住んでいる地域には、どんな介護サービス業者や施設があるのかを把握するためにも、まずは、地域包括支援センターに相談しましょう。

地域包括支援センターには、ケアマネージャーなどの地元に密着している介護のプロも在籍しています。介護への不安があれば、本人でなくても家族でもよいので、まず相談してみることから始めましょう。

まとめ

認認介護は、放置しても良い方向には決してなりません。むしろ、認知症の自覚がないままに介護を続けてしまうと、命の危険や事件や事故への発展にもつながります。

家族が訪問や電話をしたときに、おかしいなと感じたら、早めに対策を立てる必要があります。